本当にいい人は許す必要すらなかった

身近にとってもいい人がいます
少しぼんやりしてるようにも見えるけど、
思いやりに溢れた優しい人
 
この人を見てると、
自分の足らないところを意識してしまいます
わたしは他人を信じないとこがあって、
イラっとすることもある
だから信じることや許すことが大切で、
自分の気持ちと葛藤もする
 
この人はそういうの、
あんまりないみたいなんですよね
最初は自分を抑えてるのかと思ったけど、
どうもそれも違う
イラっとしないから許す必要すらない
次元が違うんです
 
もちろん見た目通りかどうかなんて、
分かりはしません
人と自分を比べることにも意味はない
それでもやっぱりすごいなーと感じます
臆病な自分には届かない部分だから
 
 
こんな風に他人との違いに気付いたとき、
捉え方は大きく別れますね
 
自分はダメ
そう考えてしまうと、
できないことを数え始めちゃいます
これは無限に続くゲームみたいなもので、
負のスパイラルへまっしぐら
ロクなことになりません
 
自分の持っているもの、
いっぱいありますよね
それは誰かと比べて、
どうこう言うものではありません
自分には当たり前でも、
他人が喉から手がでるような気持ちで見ていることだって、
あるかもしれません
 
わたしの場合、
懐疑的な視点に守られてきた部分があります
日常との違いに気づき、
異変に早くから対処する力になっている
 
 
この世の事柄は、
複数の側面を併せ持っているものです
カットされた面で、
宝石がいろんな輝きを見せるように
 
自分を大切にするって、
こんなことだと思います
他人と自分は違って、
そのどちらも素晴らしい
何かがよいことは、
他がダメなことを意味する訳じゃない
 
その人の純粋さにはちょっと嫉妬も覚えるけど、
わたしはわたしにしかできない役割を果たせばいい
それが自分も他人も、
どちらも大切にする道
そう思ったのでした