受け渡していくもの

役割は変わってゆくもの
いつまでもそこにしがみついていたら、
血は新しくならないから
 
役割は受け渡していく
そうすれば自分も周りも、
新しくなっていける
そう思います
 
 
 
 
後輩に仕事を伝えていて、
基本に置いていることがあります
それは「若い人が中心である」ということ
 
入社してすぐの時期に見えることって、
会社にとっての財産になると思っています
馴染んでしまったら見えない歪み
そんなものを会社の内外両方の視点から、
見ることができるからです
 
経験の少なさは、
周りがカバーすればいいんですよね
思ったことを言える空気を作ってあげる
ちゃんと考えを聴く
恐れず前に進めるなら、
それを応援する方がいい
わたしはそう考えます
 
 
 
うちの会社は古いとこだけど、
何でかわたしが一二を争う古株(^_^;)
まあ考えてみれば20年も働いてるわけで、
古狸にもなるわけですが
 
長くひとところにいると、
いやでも考え方は硬直してきます
会社の色に染まって、
おかしなことに気付けなくなっている自分
たまにそんなことを感じます
自分でたまに思うってことは、
他人からすれば相当ヒドいんじゃないかな
 
順当にいけば、
年取った方が先に離脱するもの
そんな人がしがみついてたって、
ロクなことはないと思うのです
 
役割は自分の元に留めるのではなく、
受け渡していかなければならない
いつまでもわたしが中心では、
会社は力を失ってしまうでしょう
 
 
 
周りは気付いてないかもしれけど、
職場は後輩を中心に回し始めています
今のわたしの役割は、
支えて加速させること
 
まだまだ自信がなさそうだけど、
きっとわたしよりいい職人になるでしょう
思ったより早く役目を終えられそうで、
安心しています
 
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