立てるまで待てばみんなできる

コピーを作ろうとしても、
人はみんな違います
鋳型にはめようとしたって、
出来ない人を作るだけ

出来ると信じて、
立てるまで見守ること
大切だと思います

 

一緒に働いてる後輩くん
もう入社して2年近くになります
まだ経験してないことはいっぱいあるけど
自分で考えることが板に付いてきたから、
もう心配要らないと思っています

わたしが育てた訳じゃありません
人には可能性があって、
わたしはそれを信じただけ
育ったのは後輩くん自身、
そう思います

 

信じてもらえると、
わたしは力が出ます
逆に信じてもらえてないのは、
肌で分かってしまう
言葉や態度に表れますからね、
分からないはずがないのです

自分の思い通りにしようとする人は、
相手を信じていません
そこに可能性があると思わないから、
自分のコピーに仕立て上げようとする

こういう人たちって、
周りにも同じことを求めます
ひとりひとりの違いを無視して、
コピーを作れと要求してくる

他人と同じであることを求めたって、
減点ばかりが続くでしょう
可能性を殺して、
出来ない人になっちゃうだけ
そんなの意味ないなって思います

人はみんな違うから、
ベストなやり方だって違います
伝える側に出来るのは、
判断基準を増やしてあげること
そこから先は、
その人が考えねばならないことです

 

わたしそんな考え方だから、
後輩くんも最初は苦労したことでしょう
自分の考えを持たずに聞いてきたら、
「自分で考えてから来い」
そう言って追い返してましたから笑

わたしは大丈夫だろって思ってました
ガンダムとか女神転生の話では、
普通に考えて話してましたからねー
出来ないはずがありません

わたしのサポートが不十分で、
いくらかの摩擦もありました
心配になることもあったけど、
やっぱり間違ってなかったと思います
今では余分なサポートは不要
1人の力で立っていますから

 

効率ばかりが求められて、
いつもせき立てられていたら
誰だって余裕もなくなるし、
出来ることも出来なくなります
伝える側も伝えられる側も、
それじゃいつか疲れてしまうでしょう

人には可能性があります
出来ると信じて、
1人で立てるまで見守る
周りにそんな余裕があれば、
人は可能性を花開かせます

みんなちゃんと出来るのだから、
それを信じて待ってあげること
その人のペースで出来るまで待つこと

大切なんだって思うのです
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