誰にでも出来る人の話を聴く方法

優しく包み込む
そんな感じのお友達に会ってきました
わたしの方が凹凸はっきりした感じかな
自分との器の違いを感じます

 

わたしどうも理解が表面的になりがち
相手の様子や言葉から、
間違えず思いを受け取りたいから
なるべくたくさん聴こうとします

このことが原因か分かりませんが、
気が付くと「うんうん」と聴いている
そうしている自分は好きだから、
ぜんぜん構わないんですけどね

ただ思うこと話さないわけじゃありません
感じたことをはっきり言うこともあるし、
疑問を感じたら突っ込むことだってあります

これ人によっては、
「責められた」と感じることもあるみたい
いきなり泣かれたこともあるから、
けっこうキツいのかも

 

わたし自身話を聴いてほしい時はあります
そんな時は、
疑問や思いを差し挟まず聴いてほしい
じゃあそんな人いるかって言えば、
思い浮かぶ顔はとっても少ない

それだけ人って自分のことばかりで、
他人の話を聴かないんでしょう
思ったことを言うのは、
話を聴いてからだって出来ること
聴いてて忘れるくらいなら、
たいして重要でもないことです
それを辛抱もせずいちいち話していたら

話を聴いてもらったと感じるのは、
難しいかもしれませんね

話を聴いてるとき主役は相手
期待されてるのは受け止めることです
何でも聴く、
何でも受け入れる
わたしもそんなことが期待されてたのかな

 

これ傾聴の初歩だったなと思います
普段から出来るかって言うと、
やっぱり難しいけど
泣かれた人のことを考えると、
気付くこともあります

誰でも出来るはじめの一歩は、
関係を積み重ねていくことだと思います
何でもないような感情
思ったことや感じたこと
そんなものの共有の一つ一つが、
相手との距離を分かりやすくしてくれます

わたし泣かれた人のこと、
あんまり知りませんでした
お互いのやり方も分からない
その状況で話をしても、
かみ合わなくなるのは容易に想像できます

わたしはエスパーでもなんでもありません笑
話された範囲、
見て取れる範囲でしか反応出来ない

お互いに対する知識の積み重ねがあれば、
前提になることがあるから
聴くのは楽になりますね
ここを飛ばして期待をされて、
温度差が出来ちゃったんでしょう

 

人と人の関係は簡単じゃなくて、
近過ぎるから難しいとか、
波が合いやすいとか、
いろいろあるでしょう
誰に対しても聴いてゆけるように
いずれそうなりたいとも思うけど
一足跳びに達成は出来ません

優しく包み込むようだ
そう感じたお友達は、
自分の気持ちも、
言葉も、
感じることも、
いろいろある中から選んでいました
これは自分の有りようも、
積み重ねて決めることが出来るってこと

身近な人の話をちゃんと聴く
返事をする
おはようとかおやすみとか、
簡単でもあいさつする
肩を並べてご飯を食べる

こういう一見小さなことの一つ一つが、
その人を変えていきます
こういうことをしない選択も、
人を変えてゆくでしょう

誰にでも出来る、
人の話を聴く方法
きっとそれは、
簡単に見える毎日の積み重ねから始まる

お友達を見ていて、
自分の今までを思い返して
そんなこと思うのです

f:id:ichapy:20181021093632j:image