上から「言ってあげる」のは止めた

何か言いたくなる時に考えたこと

人にあれこれ言いたくなることがあります
こうした方がよくない?とか
こうした方が楽だよとか

前はそのまま口に出していました
それがいいと思ったからです
たいがい「そうだねー」くらいの反応で、
お礼を言われることもありましたが

ほとんどの人が変わらない
同じことを繰り返していて、
同じところでつまづいてるように見える
変わらないなぁ、
しょうがないなぁと思っていました

 


変わってないのはわたしだった

『大きなお世話』という言葉がありますが
文字通りそんな状況だったと思います

求めてもいないのにツっこまれる
否定されたように感じて、
イラッとした人も少なくなかったでしょう

人は自分が変わろうと思わなければ、
変わることはありません
まして上から一方的に話されたことなんて、
反発を受けるだけだったでしょう

変わっていなかったのはわたし
変わらない行動に、
変わらない結果が返っていただけのこと

目の前に上手くいかない事例があるのだから
他人を変えようとするよりも、
自分が変わればよかったのだと思います

 


変えてみた

しばらく前にお友達と話して、
ちょうどそんなお話になって
「相手から求められなかったら、
自分が思っても口をつぐんでおく」
という話を聞いて

やり方を変えました
思うことがあってもすぐには伝えない
それで忘れてしまうようなことなら、
大したことじゃない
忘れなかったとしても、
いろんな角度から光を当てて、
適切な言葉を探すことができる

それに今出来ていることに目を向ける方が、
ずっといいと思い至りました

その時の最良の姿を、
その人が精いっぱい表現しているなら、
それがいちばんいい
自分で工夫して殻を破ることは、
つらいこともあるけど楽しくもある

精いっぱいやった軌跡が、
結果として幸せになるのだから
求められないならそのままでよかったのです

 


まとめ:エゴの押し付けは止めよう

その人のその時の精いっぱいを、
黙って見守ってあげる
相手ができると信じるなら、
難しくはありません

結局他人に何か言いたいのは、
自分が言いたいだけのこと
エゴに過ぎません

自分のエゴを押し通すか
相手を信じて見守るか
もちろんその時々の状況もあるけど
押しつけてまでして、
変える「べき」ことはほとんどないから

自分の行動を考えていきたいね
そう思うのです

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