たまには命について考えるのも

夏になると思うこと

九州旅行でも長崎に行きましたが
この季節になると、
戦争関連のことに目が向きます

夏休みの平和授業が普通だった、
冷戦時代の子供ですから
夏はどうしても考えちゃう

今年はいつもにも増して、
思ったことがありました
人の時間が限られていること
命をどう使うかということについてです

 


出来ない理由はいくらでも

これやりたいな
でも今の安定がなくなるのもな
去年まで、
ずっとそんなことを考えてきました

ああしてみたい
こうしてみたい
でも都合のいい条件はそのままに

人も生き物だから、
先の見えないことは不安です
今のままなら死なないことは、
これまでの経験で分かってる
だから動かない

結局のところわたしの言葉通り、
わたしは「~してみたい」だけの人
出来ない理由はいくらでも考えつきますから
動かないまま進んできました

 


ちょっと極端だけど

自分はずっと出来ない理由を考えている

このことに気付いて、
出来る理由を考えることにしました
それで会社を辞めちゃった

考えてみればずいぶん極端なお話ですが、
人生が変わったのは間違いありません
先は確かに見えないけど、
それは会社にいたってそう変わらないこと

一度そうしてはずみがつくと、
次の動きも影響を受けます
今までなら怖くて動かなかったことに、
「出来る理由を考えよう!」
で動くようになった

とは言うものの
人生が変わることの良し悪しは、
なんとも言えません

会社にいれば、
保険や年金は払ってくれます
交通費だって出してくれてたし、
仕事がなくてもお給金は出てました
その代わり一週間に5~6日
9:30~18:00は働かないといけない

これが今は正反対
お仕事は全くしてなくて、
お金は出て行く一方

でも自分の時間ってどういうものか、
自分がどんなことが好きなのか
そういうことはハッキリしたように思います
わたしは今の人生のあり方は、
悪くないと考えています

 


死んでいった命が教えてくれること

戦争関連の手記を読んでいると、
悲しい気持ちになります

生きたかった命が消されてしまう
家族の悲しみ
無念を思う気持ち
繰り返しちゃいけないなって思いますが

考えてみれば、
明日の保証がないのはわたしたちも同じ
いつ死んだっておかしくありません
戦争みたいな異常事態にないだけで、
先の見えない危うさは変わりません

自分が死に直面しているとしたら?
死んでいった人たちは、
こんなことを教えてくれていると思います

 


まとめ:この先何を選ぶ?

時間と命は等価です
自分の命が明日失われるなら
何を選んで、
周りには何を伝えるでしょうか?

つまんないこだわりで腹を立てて、
ケンカしたりする?

自分がいつ死ぬか?
考えて気が滅入るなら、
いつもじゃなくていいけど

今の日常が、
いつまで続くかも分からないのだから
たまにはこんなこと考えるのも、
悪くないよね

そう思うのです

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