自己肯定感を上げるには?~⑭小さな一歩を踏み出してみよう

自己肯定感を高めるために、
どんなことをするのがいいか?

前回は、
「分からない」
という答えを認めることについて、
お話しました

全てを分かろうとしても、
どうしても分からないことはあるものです
「分からないことをそのままにしない」
一般的にはそんなことが良しとされるから、
考えちゃうことは多いけど

「分からない」のも立派な答え
最良をつくしても分からないなら、
それはそれでいいんだよ
そんな内容でした

さて今回は、
小さな一歩の大切さについてです

 


踏み出せない一歩

やった方がいいと思うけど踏み出せない
いえ、
本当のことを言えば
理由をつけて「踏み出さない」
そんなことがたまにあります

わたしの身近なことならダイエットとか. . 
最近また少し丸くなり過ぎてるような、
そんな気もしていますがー

踏み出さないことの影には、
「その状態でいれば困らない」
という自分が隠れています

例えいくらか困る事実があったとしても、
その状態で同情されたり、
力を貸してもらって楽だったり、
何かしらの楽しみもあったり

わたしのダイエットの例で言えば、
痩せられない話題は通じる人が多いし
(「仕方ないよね~」とか)
話題をふれば相談にのってくれるし
食べる楽しみをあきらめないで済みますよね

踏み出さない一歩は、
全てとは言いませんが、
踏み出さない理由があるのだと感じます

 


動いたらどうなる?

「動けば変化が起きる」
最近そんなことを思う出来事がありました

けっこう夜遅い電車
赤ちゃん連れのお母さん
ギャン泣きする赤ちゃん

周りは会社帰りのサラリーマン男性が多くて
何かする人はいませんでした
声の大きさについ、
眉間にしわを寄せちゃうおじさんも

周りの男性たちも、
何かしてあげたいと思ってたかもしれません
でもだれも動きません

気持ちは分かります
わたしも下手に手を出して、
もっと泣いちゃったら?とか考えました
子供の反応は分からないですからね

ただわたしは席が近かったので、
何かできないか考えてみることにしました
赤ちゃんが泣き止むアプリってあったな
考えてダウンロード、
それから声をかけてみました

結果は?
わたしの声かけで、
お母さんがまずホッとして顔を上げて
赤ちゃんも少しびっくりして目を向けて、
ピタッと泣き止みました

お母さんは赤ちゃんに話しかけて、
わたしも話しかけて
赤ちゃん笑ったりはしなかったけど、
その後ずっと泣くこともなく
降りるとき手を振ってくれました

 


踏み出さない理由を積み重ねると

踏み出さない理由って何でしょう?
外せない何かがあるなら仕方ないですが
そういうことがない場合
そのままでいると楽だからとか、
未知の怖さに向かわなくていいとか、
そんなことが大半. . . ですよね

動かなかった場合
「動けたかもしれないことに動かない」
という実績を積むことになります
動けばこうですね
「動けるかもしれない状況で動いた」

積み重ねってバカになりません
動かない自分を積み重ねれば、
動かない現実が強固になってゆきます

わたしが踏み出さない理由は、
どうなるか分からないことへの不安でした
はっきり言ってチキンなわたしですが
今回動いて良かったなと思います
たぶん次こんな状況に出会ったら、
もっと楽に動けるでしょうから

 


まとめ:どんな小さくてもいいのよ

動けば景色が変わって、
未来の選択を確実に変えてゆきます
そしてその一歩は、
どんなに小さくても構わないんですよね

落ちてる缶を拾って捨てるとか
わたしみたいに声をかけてみるとか、
「ありがとう」のひとことだっていい
普段あまり声を出していないなら、
ちょっと声を出すんだって構いません

できると思ったときにやってみる
それは積み重なると、
違う景色を見せてくれます

まあ気が向かないなら、
ムリしてやることはありません
変わることが正しいってわけでもない
そんな選択肢もあるってお話ですから

ただね、
やってみると意外と気持ちいいものよ?
そんなこともちょっとね、
思うのです

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