ありがとうの手紙

人が調子のいいとき、
よい顔をするのは簡単だけど
力を失ったとき、
変わらずそばにいるのは難しいものです
 
そんなときでも、
そこにいてくれる人
こちらを裁かず、
信じてくれる人
 
友達
いいものだなって、
そう思います
 
 
 
お友達がメッセージをくれました
つらいとき、
力をくれた人
とても知恵のある人です
 
ちょうど1年ほど前、
わたしはひとつの選択をしました
大切に思っていた関係を、
自分の手で壊したのです
 
原因はわたしの弱さ
それに尽きます
今回のメッセージの人は、
目を背け続けるわたしに、
辛抱強く言葉を届けてくれたのでした
 
 
 
大切なのは、
相手がしてくれたこと
ともにあったこと
いつかわたしが、
離れた現実とも笑える時がまた来ると、
その人は話してくれました
 
余裕がなくて、
すぐには受け入れられなかったけど
 
いつかわたしが理解すると、
その人は信じてくれたのでしょう
今はその人の言った通りになっています
お釈迦様の掌の上のお猿さんみたいね笑
 
今のわたしが伝えていることの多くは、
この時感じたつらさ
つらさを越えてたどり着いた嬉しさ
そんなものに基づいています
 
この人の言葉は、
わたしを大きく変えてくれました
この人がいなければ、
今のわたしもこのブログの内容も、
だいぶ違ったものになっていたでしょう
 
 
 
友達
やっぱりいいものだなって思います
 
この人のように、
わたしも寄り添う強さを持つ
もう二度と、
弱さに負けて逃げたりはしないように
 
改めて、
そう思うのです

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答えのない問いを楽しもう

答えのない問いに面白さを見いだせるか
どう向き合うかが、
その人の伸びしろを決めます
 
答えを出し続けることは、
自分の足で大地を踏みしめること
時間はかかっても、
それだけが自分の道を作ってくれる
 
わたしはそう思います
 
 
 
後輩に仕事を伝えていて、
自分との違いを感じています
 
美術に関するお仕事で、
基本は簡単だけど個別性が強い
技術より考え方が鍵
 
答えのない問いなのです
「どうしたら出来る?」を起点に、
自分なりの根拠を持って判断、
実行する
結果を評価して、
次の行動に反映させていく
どこまで追求するかは、
美意識とコストのバランスを考えるしかない
 
 
 
わたしの経験は、
あくまで引き出しの1つに過ぎません
その人のベストは、
やはりその人が求めなければならない
 
今の仕事スタイルと環境は、
わたしの性格とやり方にそって、
できあがったもの
人が変われば、
結果も変わるはずだからです
 
自分の考えを持って、
周りと摺り合わせをしていけば、
必ず答えは見つかります
自分の答えを出し続ければ、
それがその人のキャリアになる
これを楽しめるなら、
それは天職でしょう
 
 
人は誰も、
自分と同じじゃないんですよね
ついつい同じ基準を求めたくなるけど
 
出来ることと出来ないこと
見えることと見えないこと
状況によっても、
時によっても変わること
 
できたと思えば喜んで、
できなければ頭を抱えて
これもまた答えのない問い
 
どんな風に伝えればいいんだろって、
今日も考えるのです
 
 
 

石くれにジャマされるほどあなたは弱くない

わたしたちは自由です
どこにも縛られる必要はないし、
行き先もルートも、
思うように決めていい
 
逆風と感じるものは、
別の道への導きなのです
目の前のことに囚われず、
全て上手くいっているという視点をもつこと
 
大切なのって、
そんなことだと思うのです
 
 
 
いつもの行動がうまくいかない
何かリズムもとれない
逆風が向かってきて、
ジャマばかりされる
たまにやって来る、
そんなとき
 
ムリに形にしようとしても、
たいがい上手く行きません
目の前の狭い世界に囚われて、
柔軟さがなくなっているから
目指すものが、
見えなくなっているから
 
 
 
そんなときは立ち止まって、
遠くを見てみましょう
今は旅の途中
足元にばかり目を向けても、
迷いからは抜けられません
 
進んでいるうちには、
道が途切れたように感じることもあります
途方にくれて、
泣きたくなることもある
でも木に登って見れば、
別の道は必ず見つかるもの
 
 
 
世界は果てしなく広いのです
淀んだ水に住み続ける必要はないし、
小さな石くれに阻まれるほど、
あなたの力は弱いものじゃない
 
一息ついて元気になったら
遠くを見通す余裕ができたら
 
また一歩を踏み出してみましょう
道の向こうには、
新しい景色が待っているのですから

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言わないでガマンなんて今すぐ止めてしまえ

好きなこと
嫌いなこと
はっきりと伝えるのは、
悪いことではありません
 
本当に友達なら、
お互いの意思を大切にするもの
 
言わないでガマンは、
今すぐ止めましょう
伝え合えば、
人は思いやりでつながることが、
必ずできるのですから
 
 
 
今まで何度も伝えてるけど、
身の周りでよく見かけます
言わないでガマン
ストレスは相手と自分に向かう
頼んだわけじゃないのにね
相手はいい迷惑です
 
日本人の察する文化
確かに悪いことばかりじゃありません
同じ背景を共有している人となら、
言わないで通じることもあるし、
それが嬉しくもあったりする
 
だけど人は違うもの
分からないことの方が多いのです
言わないことは、
基本的に伝わらない
分かってるつもりは、
分からないままと同じです
 
 
本当に仲よくしたい人なら、
相手を理解したいと思うものです
お互いの思いを伝え合えば、
分からないことは少ない
 
そこでゴネちゃうような人?
友達止めましょう
 
出会いは奇跡
そばにいることは、
当たり前ではない
それが分かる人なら、
必ず言葉に耳を傾けてくれますから
 
 
 
お互いの意思を尊重した、
誰も縛ることのない関係
決めつけと無縁な、
心地よい空気
友達って、
そんなものだと思うのです
 
 

夏来にけらし

しばらく前にニイニイゼミが鳴き始めました
昨日はミンミンゼミとアブラゼミ
そしてカブトムシも、
街灯にやってきました
夏が来たんだなって実感します

わたしは群馬の田舎育ち
自然が好きです
だから住んでいるのも、
都心から少し離れて、
駅からもちょっと歩くところ

緑が多いと、
気持ちがのびやかになります
夜暗いとちょっとこわいけど、
道を考えればなんとかなりますし

家の近くの公園に、
街灯が1本立てられてまいす
夏になると甲虫も来るし、
セミや蛾もやってくる
あちこちでセミも羽化していたりして、
小さい割になかなか賑やかです

ここを見るの、
けっこう好きなんですよね
生命にあふれていて、
自分もその一部であることを感じられる

夏来にけらし


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イライラがおさまらない人を見て

些細なことでも従ってほしい!
イライラはワガママな子供の気持ち
 
普段から周りにしていることは、
いつか必ず自分に返ります
だからちょっと客観視して、
イライラはしずめた方がいい
他にあげられるもの、
いっぱい持ってるのだから
 
そう思います
 
 
 
 
毎日電車で通勤していると、
いろんな人に出会います
朝から怒ってるみたいな人
夜クタクタでも優しい人
あーこの人素敵だなって人もいれば、
お近付きになりたくない人もいる
 
もちろんこころの中は分からない
見た目通りの人はいないけど
 
イライラは分かります
わざと発散してる人もいる
 
 
 
イライラは余裕のなさの表れです
思い通りにならないことがあって、
その現実を受け流す余地のないときに、
人はイライラします
奪われる
ガマンを強いられる
そんな風に感じるのもあるでしょう
 
イライラは伝染していきます
だから気付けば周りもイライラ
伝染りたくない人は逃げちゃうから、
殺伐とした世界の出来上がり
 
 
 
 
イライラが表現するのは、
「自分の言うこと聞いてよ!」です
ワガママな子供と同じ
お世辞にもかっこいいものではありません
 
だからイライラするときは、
「少し離れて自分を見る」
これが一番効果があるのです
 
今はストレスの大きな社会
見回せば、
いくらでもイライラしてる人はいます
そんな人を見ると、
イライラしたときの自分の姿が見えるはず
 
 
 
人生って不思議なもので、
大切な局面で、
どんな人が現れるか分かりません
いつもイライラしている人には、
いつかその通りのものが返るだけ
 
人はたくさんのものを持っています
自分がもらって嬉しいもの
笑顔とか、
些細な親切とか
そんなものは、
周りも嬉しいのです
 
同じあげるのなら、
楽しくなるものの方がいいよなって、
そう思うのです
 

煮詰まりそうなら水を足しましょう

料理と人は似ています
メニューを決めて、
下ごしらえして、
味を調えて
 
鍋が煮詰まりそうなら水を足す
気持ちだって同じこと
冷静になって見方を変えれば、
回避出来るトラブルは多いのです
 
 
 
煮込み料理
煮詰まるとたいへんです
水分を足したり
味を調えたり
焦げ付くと苦味は消えないから、
そうなる前にはやくはやく
 
余裕をなくして、
自分だけの世界に入り込んだ人
煮詰まった鍋に似ています
疑心暗鬼に陥って、
何も見えなくなってしまう
そのまま進むと、
いつか焦げ付いてしまう
 
そうなると、
味を戻すのは困難です
苦味は何をしても残るから、
選択肢は限られてくる
 
捨てる勇気が持てるなら、
それもいいでしょう
でも鍋の中を捨てられないのなら、
苦い料理を食べることになる
 
 
 
 
長く生きていれば、
鍋を焦がした経験の1つや2つ、
あるでしょう
焦げ付きそうな時は分かるもの
それなら水を足す方がいい
そう思います
 
冷静になって、
状況を客観視する
「こうに違いない」は、
自分がそう思ってるだけ
主観にばかり囚われると、
見えるはずのことが見えなくなるから
 
鍋が落ち着いたら、
必要に応じて味を調えましょう
気分を変えても面白いかも
カレーの甘味や酸味みたいに
ほんの少し違う味を加えるだけで、
大きく風味が変わることもある
 
 
 
焦げ付いちゃうってことは、
それだけ考えたってこと
それはその関係が、
大切だったからでしょう?
 
その関係を焦がしてしまう
せっかく美味しくなっていた料理を、
捨ててしまう
苦くしてしまう
 
それは、
もったいないと思うのです
 
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