完璧になんてならなくていい

完璧であることは、
他が要らなくなる道
他が要らない人は、
他からも必要とされない

ほんとにそれって大切なこと?
そう思います

 

何でも出来る人を目指してたことがあります
そうでもないと、
どこにも居場所はないと思っていたから

でも1人で全て完璧にやれるほど、
浅い世界なんてありません
中途半端で動きは遅くなるし、
他人に助けを求められなくなって、
倒れちゃうのが関の山
こころも身体も調子をおかしくして、
そんなのムリだって分かりました

 

人はパズルピースみたいなもの
得手不得手があるおかげで、
『ここしかない』居場所が見つかる
不完全だから唯一無二になれる
そう思います

個人が全体の視点を持つのは、
いつでも必要なことでしょう
満足しない探求心も素晴らしいことです
でも1人で全て完璧にやろうとすることは、
ちょっと意味が違います

1人では手の届く範囲が限界で、
より大きなことは成し遂げられません
何かあれば切り捨てられる、
そんな都合のいい人にもなりがちです
何かに頼らなければ生きてゆけない
そんな自分の弱さを知らない人は、
周囲にも厳しくなるでしょう

 

自分が膝をついて分かったけど
そもそも誰も完璧は求めていません
互いの出来ることを認め、
出来ない部分は頼り合う
それは世界を広げるために必要なことです

信じ頼る
よく言ったものだと思います
信頼のない人は利用されても、
頼られることはありません

自分も他人も弱くていい
不完全でいい
そのままのその人を認めて、
そのままの自分が認められる
そんな世界が心地いいんじゃないかって、
そう思うのです


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