素直にありがとうって伝えよう

「ありがとう」
お金も労力も、
特別な才能も要らない
たった五文字の魔法の言葉

恥ずかしがらず、
大切な人にこそ素直に伝えよう
そう思います

同僚とお食事して、
いろいろお話してきました
悩みを聴いてもらったりして、
ずいぶんお世話になってる人です

人との間には相性がありますが、
この人とは悪くない間柄だと思います
行き違いから険悪だったこともあるけど

素直に思うことを話したら、
ちゃんと気持ちが伝わるようになった
今では大切なお友達の１人です

この人と話していると、
よく「ありがとう」と言う自分に気付きます
「ありがとう」の言葉から関係が良くなった
そう思っているからかもしれません

最初は意識して言ってましたが、
今は自然と出てきます
けっこう簡単なことでも「ありがとう」
そう言える自分が好きだから、
もっと言いたくなる
そうしているうちに、
「ありがとう」と言える自分、
当たり前になってました

決して軽く言っている訳ではありません
こちらの嬉しいことや楽しいこと、
伝えれば相手も喜んでくれる
悲しいことやつらいことも、
分かってくれるかもしれない

そう思うから話すし、
分かってくれるからまた話す
そんな積み重ねがあるから、
「ありがとう」も伝えたくなる
わたしにとってお友達はこんな人かな
そう思います

とは言うものの、
人によって引き出されるものも違います
期待や不満が邪魔をして、
あんまり「ありがとう」を言えない人がいる
何が違うのか考えていて
また気付くことがありました

人に期待すること
分かっていてもあるものですね
人には期待しないのが良いなんて言うけど
それってかなり観念的
身近な人になるほど期待が入り込む
そんなことの方が多いし、
だからこそ人は悩むのだと思います

どうでもいい人なら、
期待も不満も生まれません
わたしが期待して不満を向けてしまうのは、
それだけ相手が大切だからです
大切で分かってほしくて、
でも「ありがとう」を言えない
すごく大切なのに素直になれない人でした

素直でない表現は、
伝わることはありません
たぶんわたしの嬉しい悲しい、
ありがとうの気持ち
伝わっていないでしょう

ここが分かれば、
ありがとうに変えるのも難しくありません
考えてみれば先の同僚も同じ
素直に表現出来なかった時は、
やっぱり「ありがとう」は言えなかった

自分はまだ素直じゃない
構えた姿勢で相手に向かっている
そのことが分かりました

そりゃ思い通りにならないことなんて、
いくらでもあります
表現が正反対で、
やりたいこと同じなのにすれ違ったり
そんなおかしなこともある

それでも必ず上手くいく
そんな感覚もあります
たどり着くのがどんなところでも、
いちばんの結果になるのは分かってるから

身を守る楯は要らない
大切な人にこそ素直になって

ありがとうって伝えよう
そう思うのです