大切なのは引き算で残るもの

火曜日のこと
ハーバリウム作りと撮影講座のイベント、
参加してきました
ハーバリウムはChachaさんが、
撮影講座は山田トモミさんが先生です

前回の様子はコレね
http://xgender-isao.hatenablog.com/entry/2018/11/27/074350
なんだか詰め込み気味になっちゃった
そんな印象があったから、
今回はシンプルにいこうと考えての参加です

 


上手くできないことも多いけど、
わたし生活で心がけていることがあります
足しすぎないこと
さらに踏み込んで引き算です

わたしはこれを服装から知りました
好きだからとあれもこれも盛り込むと、
バランスを崩してしまう
足りないくらいがちょうどいい
引くものがないくらい引いていくと、
個々のエレメントが光ります

引き算やミニマルの美しさ
これはいろいろなことに当てはまります
装飾も好きなので、
最近服装は+1くらいで楽しんでますが
見る人が見れば装飾過多かもしれません

 


さてハーバリウムの製作です

1つ目
小さい瓶は入れられるものも少ないから、
あっけないくらい簡単に完成
初回はあーでもないこーでもない、
同じ大きさでもすごーく考えたから
いくらか進歩もあったのかな?
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これは先生2人にも評価が高くて、
ああやっぱりミニマルなんだよなって確認

2つ目
これは色気出してちょっと入れすぎに~
瓶の底あたり、
見た目重くなっちゃいました

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見える面積が大きかったりすると、
つい気になってしまう
間がもたないんじゃないか?
情報多くしなくていいのか?

何かを縮小してる模型じゃないから、
やっぱりここは引き算なんですよね
もっと引けるなーと感じる結果になりました
この子も好きですけどね

 


完成して次は撮影講座に移りましたが
こかからがまた面白かった
ミニマルで作った1つ目と、
+1で作った2つ目
光との関係が違ってくるのです

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底から光を当てたとき
ミニマルな瓶は光が透過して、
入れたものたちが生き生きとしてきます
+1の瓶は光が遮られて上まで届きません
透明感がなくて、
オイルと瓶の意味が薄くなっちゃう感じ

自然光で撮ろうとすると、
ミニマルな瓶は少しポイントを絞りにくい
背景や光の方向の影響を強く受けます
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逆に+1の瓶は光を受けやすくて、
全体を捉えやすく感じました

トモミさんの講座で前に教わりましたが、
写真は自分で動くことが大切
それも今回改めて思いました
光と対象の関係は、
時間と天候、
周りからの反射で大きく変わるのです

対象を美しく見せる方法として、
瓶をまっすぐ写す大切さも教わりました
わたしは自分の目で見た感覚が強くて、
ついパースをつけて撮りがちだけど

まっすぐ撮るとやっぱり美しい
スッキリとして、
対象そのものの美しさが表現出来る
そんな風に感じました

 


今回参加者はわたしだけ
先生2人を独り占めして大満足の時間でした
ハーバリウム製作のゆったりした時間と、
撮影講座での細かい説明とサポートの時間と
こんな贅沢な時間はそうないでしょう

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出来上がったハーバリウムたち
いろんな角度から光を当てて見た写真
両方を見比べながら

教わったことを活かしていこう
なるべく少ない要素で美しさを表現したい
人生と同じで、
大切なのはきっと最後に残るものだから

エレメントをより少なくした時に、
本当に輝くもの
写真もハーバリウムも、
他のものと似てるのかなって

そう思うのです

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