イライラするのも分かるけど

イライラしてるの分かる人
やっぱりどうにもめんどくさい
聞いて欲しいの分かるけど、
わたしはあんたの母ちゃんじゃない
 
なんでそちらのご機嫌で、
何でも進むと思うだろ
仕事してるの自分だけ?
こちらも同じでヒマじゃない
 
都合のいい時ニコニコで、
用事が済めば手のひら返し
ほんとの姿はどっちだろ
人はそんなに変わらない
 
いろいろ思ってみたけれど、
言ったところで変わらない
ガンコでイライラめんどくさい
自分もぜんぜん変わらない
 
 
 

ひと休みひと休み

疲れてるなーと思ったら、
立ち止まるといいのです
追い詰められたこころでは、
出せる答えも限られる
 
急ぐ必要がないのなら、
ひと休みしたっていいんです
余裕ができたら、
また気持ちよく歩き出せるのですから
 
 
 
上手くいかないこと
なぜか重なることがあります
 
集中力が落ちている?
本当に運が良くないこともあるでしょう
でも周りを見ていると、
自分で首をしめてるような人も、
いるように感じます
 
 
 
 
落ち込むと、
こころの力は出しにくくなります
何かを無視するのにも力は使うから、
網の目を抜けて、
面白くないことが飛び込んでくるようになる
 
散らばった事柄から何を集めるか?
何かが続くって、
集めた事柄の総和なのだと感じます
 
現実的に考えたら、
間の悪いことなんてそう続きません
たまたま今、
そうだというだけ
 
 
 
そんな状態で何かを判断するのって. . .
楽しい結果にはつながりませんよね
楽しくないことを拾っちゃうんだから
 
もちろんネガティブなことも、
好きじゃない自分を変える原動力にしたり、
意味付けそのものを変えてみたり、
料理の仕方で味は変えられます
 
でもそれは全部、
元気になってから
疲れたときはこころを休める
それが大切なんだって、
そう思うのです
 
 
 

消えゆくものだからこそ

大切なものが、
世界から失われる
取り残されるように感じるでしょうか
 
悲しい
寂しい
失うのが怖い
それが普通かもしれませんね
 
 
 
どんなものも、
必ず消えてゆきます
 
物は朽ちて塵になるし、
人もいつかはいなくなる
縁が切れることもあるし、
星に返ることもある
 
忘れちゃうことも多いけど
避けられないこと
 
 
 
 
生命も、
誰かとの関係も、
大切な品物も
消えてゆくのが避けられないなら、
明日を恐れても仕方ありません
 
意味付けを変えると、
過去が書き換わるように
在ることを数えると、
消えることも怖くなくなります
ひとつひとつが、
愛おしくなる
 
今そこに在ることって、
なんてすごいことなのか
誰かと触れ合える時間も何もかも
そう感じます
 
絶える命だから投げやりになるのではなく、
いつか壊れるから粗末にするのでもなく
 
いつか消えるからこそ、
より愛おしい
それでいいんだなって
そう思うのです
 

 
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あなたの隣人の現実は?

LGBTは、
メディアの中だけの存在じゃありません
13人に1人
あなたの隣人の、
紛れもない現実です
 
差別は無関心から生まれます
興味を持ってもらえるのは、
何より大きな一歩になる
 
そしてマイノリティの安心安全は、
みんなの安全安心につながってゆく
そう思うのです
 
 
 
 
LGBTについて人事の目線で考える』
新宿はインタースペースで開催されたイベント、
参加してきました
 
いわゆるLGBT
ほとんど見た目では分かりません
わたしみたいなのは、
どちらかと言えば例外的な存在
 
13人に1人とは言われるけど、
「身近にはいない」と言う人は多いはず
自分自身への恐怖から、
カミングアウトしない人がほとんどなのです
 
身体だけでは決まらない性別
趣味ではなくてアイデンティティ
知らなければ見えてこない、
そんな人たちの困りごと
 
 
 
 
LGBTの問題って、
ライフスタイルへの思い込みが原因、
というものが多いです
結婚するのが当たり前
結婚したら子供生むのが当たり前
異性を好きになるのが当たり前
こんな当たり前が、
時に人を傷つける
 
子供を持たない選択
子供を持てない人もいる
異性を好きにならない人は、
パートナーがいても結婚できない
そんなことはいっぱいあって、
LGBTは氷山の一角
 
 
 
13人に1人ってことは、
毎日会う人の中にも、
顧客にだっているかもしれない
知らず口にした言葉が、
信用を打ち壊すかもしれないのです
 
今回のイベントは、
そんな現状を分かりやすく説明していて、
とっても勉強になりました
人事担当の方もたくさん見えていて、
当事者としては心強い
 
「性の在り方の違いをきっかけに、どんな違いも受け入れあえる社会であれることを願って」
 
結びの言葉が、
とっても印象的でした
 

 
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他人なんてどうでもいいだろ

「他人なんてどうでもいい」
そう言うと、
「他人を軽視してる」って思われること、
たまーにあります
 
文脈を追わずに、
単に言葉に囚われてるのか
関係を断ち切らないと個の独立は成立しない
そんな風に思ってる人が多いのか
けっこう違和感を感じます
 
 
 
 
社会に生きていたら、
他人との関わりを無視すること、
出来ませんよね
 
人は1人では生きられません
ごはんを食べるのだって、
どこかに暮らすのだって
誰かのおかげで成り立っている
関係性を無視して生きられるほど、
人は強くないですから
 
 
 
「他人に左右されず、
自分の人生に責任を持つ」
そんな文脈で、
わたしは他人を「どうでもいい」と言います
 
誰か自分の人生に、
責任をとってくれることがある?
絶対にありません
だから最後に決めるのは、
いつでも自分でなければならない
 
これは自分も他人も変わらないことで、
自分の決定と同じように、
他者の決定も尊重されなければなりません
 
個であるってこういうこと
他との関係を断ち切らずとも、
決定に責任を持つことはできるし、
他者を尊重することもできる
 
わたしから見ると、
みんな一緒を強要したり、
他人の人生に口出しする方が、
人を軽視していると映ります
 
 
 
 
個を大切にすることは、
他人を軽視することではない
それは自分も他人も大切にする道
そう思うのです
 
 
 
 

手紙を書いてみよう

たまに、
大切な人にあてて手紙を書きます
 
隠れていた気持ちも、
普段なら気付かないことも、
文字は見せてくれます
 
本当は自分が一番知っている
「こうしてあげたい」気持ち
なにかがこわくて、
かたちにできない思いです
 
 
 
 
もし自分が、
死に直面していたら
 
そう思うと、
こころの鎧を脱ぎ捨てるの、
少しだけ楽になります
 
事実、
人が生きる時間は短いもの
明日の朝日を見られる保証は、
誰にもありません
 
愛する人とともにある時間は、
お互いの時間が重なった、
ほんの一瞬のこと
次はないかもしれないのですから
 
 
 
 
言葉が教えてくれる、
嬉しかったこと
悲しかったこと
 
それはなぜ感じたのか?
一番大切なのって、
それを知ることだと思います
 
 
 
知ることから世界は変わります
手紙は出しても、
出さなくても構わない
 
もし少しの勇気があるなら
相手に伝えると、
すごく喜んでもらえますけどね

 

 

怒りはゴールじゃない

怒りの影には、
必ず悲しみや恐れがあります
 
怒りを伝えられれば、
人は自分を守ります
殻の中に縮こまる
 
悲しみや恐れを伝えたら?
こころの柔らかい部分こそが、
相手のこころを開いてくれます
 
怒りを感じるのはいいけど、
それは通過点
ゴールにしたら人は遠くなる
そう思うのです
 
 
 
 
 
最近周りを見ていて、
強い怒りを抱いてる人、
なんだか多いなって感じます
 
そうなったのには、
それなりの理由がある
怒りで自分を守らなければ、
生きてこられなかった
それは想像出来ます
 
怒りは悲しみや恐れの表現
外に怒りを向けるということは、
世界を恐れ、
痛みに悲しんでいるということだから
 
 
 
 
怒りをぶつけられたら?
自分を守りますよね
それは誰も変わらないと思います
怒りをぶつけることは、
人のこころを閉ざす道
 
「それはとっても痛い」
「そんな風に決めつけられて悲しい」
 
自分とつながる部分が見えたとき、
人の心はつながります
 
相手にもこころがあって、
自分と同じように傷ついたり、
怖いと思ったりしている
気持ちを素直に伝えられると、
それがはっきり見えるのです
傷付いた部分を見せる
それは怖いことだけど
 
 
 
怒りがあるのなら、
それを知るのはとっても大切です
でも怒りは二次的なもの
本当の気持ちはその奥にある
 
どんな世界に生きたいでしょう?
背中を向けあう世界か、
こころでつながった世界か
 
こころを結んだ世界を作りたいのなら、
怒りはゴールじゃない
その奥の気持ちこそが、
世界をあたたかく照らす光になる
 
そう思うのです
 

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