伊豆大島旅行その4:島で食べて思ったこと

大島にはコンビニは一件もありません
スーパーや個人商店でお買い物するか、
外食するか
輸送費のかかるものは総じて割高感ありで、
島で採れるものが美味しくて安いのでしょう
今回は全て外食でまかなったので、
全部高いですけどね

 
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宿では生きのいい魚介類をそのまま焼いて
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伊勢エビさんは後で味噌汁になって再登場
みんな美味しくいただきましたよ

 
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こちら元町港『かあちゃん』の磯ラーメン
まるごとサザエとエビと海藻が入って、
それぞれの出汁が効いてます
ちょっと味は濃いめかな?

 
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名物のべっこう
島唐辛子としょうゆ、
お酒などを混ぜたタレに白身魚を漬け込んで
丼やお寿司で食べます
ピリッとした辛みがあってこれまた美味い
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これは岡田港『漁協食堂』のべっこう丼
¥1000であら汁その他もついてお得感あり

 
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波浮港『大関寿司』の地魚の握り9貫に、
べっこう寿司を1貫追加したもの
ちょっと値は張って¥3000弱だけど、
すっごい美味しかったです

 

アイスクリームやソフトクリームも美味!
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元町港『トリトン』のアイスINソフト
ソフトクリームは大島牛乳
中には明日葉アイスを


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『ぷらっとファーム』のダブルアイス
下が大島牛乳、
上はパッションフルーツ種入り
どちらも島でとれた食材です

 

宿での食事では、
特にいろいろ考えさせられました
生きてるの焼いちゃうわけですから、
当然みんな暴れます
伊勢エビはしっかり押さえてないと逃げます
だんだん動かなくなるのを見て、
「あー食べるってこういうことだよな」と

波浮港の大関寿司さんのお寿司では、
人が食べることで動いてるのを感じました
朝ご飯食べてなくて疲労困憊だったのを、
しっかり回復させてくれた、
このお寿司のおかげで島内一周続けられた、
そう感じるありがたい食事でした

 

現代の生活だと死は穢れになってて、
上手くマスクされちゃってるけど
お肉もお魚も野菜だって、
死にたくない命を奪って食べてるんですよね

命あるものを食べないでいるのは不可能
食べなければ力が出なくなって、
死んでしまいます
生きるってこんなに業が深いけど、
それを飲み込んでみんな生きています

わたしは何かに食い殺されるのはイヤです
『いただきます』と『ごちそうさま』
だからこそ大切なんだなって改めて感じる、
そんな食の体験でした

伊豆大島旅行その3:風に吹かれて思ったこと

承前

ぐっすり眠って目覚めたのは5時くらい
普段の起床時間から考えるとゆっくりの朝
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朝日を見て2日目スタート!

この日の出航は岡田港に決まりました
元町港は風が強いようです
身体を少し休めるのもあって、
バスをメインに動くことにしました

最初は大島空港近くのぷらっとファームへ
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牛たちが放牧されていて、
農産物の販売もされています
ここでお目当てのアイスクリームを
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大島牛乳とパッションフルーツのダブル!
大島牛乳アイスは意外とさっぱり
フルーツの風味を引き立たせてくれますね

このあたりは遮るものがないので、
風がかなり強い印象
ファームのお姉さん曰わく、
「これでもまだマシな方」とのこと


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岡田港へ戻って、
漁協食堂で早めのお昼ご飯を食べて
次は港からバスで三原山山頂へ向かいます
片道25分ほどで運賃¥890

山頂と言っても外輪山の際までで、
そこから先は歩きです
バスから降りてまず思ったのは、
「けっこう寒いな」ということ
空も雲が多くて、
太陽はあまり見えません
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外輪山から火口付近まで片道30分程度
そこから火口展望台まで片道5分
アクシデントも怖いので、
時間は余裕をもって2時間半くらい確保

スタートから火口付近までは、
「意外と近いなー」という印象
けっこうあっけなく着きます
火口展望台もあっさりだったので、
火口一周コースを回ることにしました

結論から言うと、
火口一周コースは行って大正解
火口も展望台以上によく見えたし、
B2火口も見ることが出来ます

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ムリヤリつなげた写真ですが、
火口はこんな感じ
パノラマ写真は風が強くて断念

火口周辺の道は石でゴロゴロしてるので、
しっかりした靴が必要です
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この日は利島側からの風が吹き上げて、
風が強かったです
あおられてフラつくくらい、
飛ばされる砂粒が顔に当たって痛いくらいに
火口展望台付近より上に出ると、
途端に風が強まります
道は広くて手すりのロープもあるから、
そう怖くはないですけどね
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火口一周が済んで三原神社にお参りして、
山頂停留所まで戻っておよそ2時間
むき出しの岩肌と火口の威容
林立する溶岩と吹きすぎる風
自然の荒々しさを身近に感じる時間でした

 
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バスで岡田港に戻ると、
太陽が出て暑いくらい
風も弱くて心地よい感じ
風で港を変える意味がよく分かりました
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帰りはジェット船で2時間
ゆったり感はなくて、
飛行機みたいな感じですね
ハイボール缶飲んだら疲れが出たみたいで、
気が付いたら竹芝ターミナルが目の前に

 

ほんの少し前まで三原山の火口にいたのに、
夕方にはコンビニの立ち並ぶ都会の中にいる
ちょっと不思議な気分でした

便利な都会と、
不便だけど自然の豊かな場所と
わたし群馬の田舎育ちだから、
都会のネズミにはなれません

物はあまり持つ必要はないし
今回は旅行で豪華に食べたけど
普通においしいもの食べて、
好きな人と笑いあえれば十分です

これからどんなところで、
どうやって暮らしていけば幸せなのか?
そんなことを考えました

伊豆大島旅行その2:ぐるりと回って思ったこと

承前

旅の目的地は伊豆大島です
一晩経って到着した島はいい天気
1週間前の予報は曇り時々晴れだったから、
よい方に転んでくれました

大島の客船は島の北側の岡田港か、
西側の元町港から出入りします
その日の風によって決めるようで、
使用する港は当日にならないと分かりません
今回船が到着したのは岡田港
宿泊した宿は岡田港にあるので好都合でした

宿泊する『民宿ふじおか』さんへ連絡、
荷物を預かってもらって、
レンタル自転車の『丸久サイクル』さんへ
寄港の日は朝早くから開いているようで、
この日は6:30には開いてました

ぼんやり考えている目標は、
自転車での伊豆大島一周です
7段変速のマウンテンバイクを借りて、
1日(8時間)¥2000

「ぼんやり」と言うのには理由があります
大島は一周43km
普通ならたいしたことなさそうだけど、
島は高低差が大きいのです

 

スタートして実感
港から出るのにもう坂道の連続
港って海面にいちばん近い場所ですからね
坂も当たり前なんですが

早々に全工程走破は止めて、
坂のキツいとこは押して歩きます
ムリしないことも決めています
楽しむための旅で、
身体をこわしては元も子もないからです

自転車で走るなら時計回りが楽
そんな情報は仕入れていたので、
賑わった元町に向かわず島の東側へ
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大島桜や椿がいっぱい!
とってもきれいです

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東側は大島公園を過ぎると食べるとこなし
アップダウンもすごくキツいのが分かって
「もーこれムリなんじゃ?」なんて、
泣きも入ります
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工程の4割程度の波浮港到着で4時間経過
朝ご飯食べてなかったのでふらふらで、
一周ムリか?と不安がよぎりますが
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大関寿司さんで地魚の寿司!
ご飯食べて身体休めて、
午後の工程をスタートです

 

走り始めて分かりましたが、
ここまでが大変だったのです
島の西側はアップダウンもいくらか緩やか
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地層大切断面
バームクーヘンみたいね
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山笑う
白く見えるのは大島桜です

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スイスイと進んで、
2時間ほどで元町へ
ここまでで全体の8割くらいかな?
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ここで少しゆっくりして、
露天風呂に入ったりして
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海辺で夕日を見てから岡田港へ

宿に着く頃は暗くなってたけど、
一周できましたよ!
とにかくムリはしないと決めたこと
やっぱりこれが大きかったかな

どんなこともそうだけど
ムリはしない方がいいなと思います
好きなこと、
楽しめるレベルなら自然と続きますから

宿に帰ってご飯とお風呂済ませて、
あっという間に寝入って
密度の濃い1日でした

つづく

伊豆大島旅行その1:ゆらりと揺られて思ったこと

船旅をしています
夜遅くに出帆して、
一晩かけて目的地へ
時間的には高速バスの旅に似てるけど、
身体は伸ばせるし、
歩き回れるからもっと楽かな

それほど船旅の経験はないから、
船酔いは心配でした
薬もけっこう強いの買って
準備万端整えて
でもマヌケなもので、
飲んだビールと1日の疲れで、
あっという間に寝落ちしました笑

目が覚めると2:30
横になったまま周囲に感覚を広げると、
エンジンの低い唸りと、
ゆったりとしたうねりを感じます

なんだかゆっくり振り回される感じ
このまま揺れに集中してると酔うなー
そう思って他のことを考えていると、
気にならなくなりました

 

嫌なことってついつい見ちゃったりして
それが不安を現実にしてしまいます
逆に集中を止めて、
「どーでもいいよ」ってなると、
心配は消え失せたりする

関心を向けすぎることは、
1つを濃縮抽出するようなもの
頭の中を占拠されて他が見えなくなって、
見ているものは大きくなってゆきます

それが絶対に良くないかと言えば、
そうは思いません
何かを成し遂げる原動力にだって、
なるかもしれないから
でもバランスを欠いていて、
何かが抜け落ちた状態なのも事実だから

 

波に逆らえばぶつかるだけだし、
流されれば自分を見失うけど
揺らぎと同化すれば、
リズムは自分そのものになります

そうなれば波の持つ大きな力を、
借りることだったできるようになる
大切なのは見過ぎないこと
こんなところでもバランスは大切だって、
そう思うのです


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趣味の話:形から入ったっていいじゃない?

音楽があると、
わたしは生活に潤いを感じます
触れる環境を上手く整えると、
こころも安定を増してくれる

それが目的に対して効果的なら、
形から入るんだって全然構わない
がんばっても仕方ないから
そう思います

 

中国のメーカーfiioの、
X5というデジタル・オーディオ・プレイヤー(DAP)を使っています
去年発売されたAndroid搭載の第3世代
今まではホイール回しての選曲でしたから、
少し印象は変わりました

X5はミドルレンジの商品で、
素直な音を鳴らすと言われています
1st→3rdと使ってきて、
確かに変なクセは感じません

3rdは電池消費が早いです
Android導入のデメリットでしょう
音楽機能はアプリケーションが入ってるけど
一部表示が中国語になってしまったり、
タグの編集が出来なかったり、
そんな部分にイマイチ使いにくさを感じます
これからの改善を期待です

表現力はスマートフォンから格段にアップ
お気に入りのアルバムは、
ポツポツとハイレゾ音源で購入しています
同じ曲をmp3と聞き比べると、
確かに違いをはっきり感じるレベル
パッとそれだけ聴かされて
「分かるか?」と言われたら. . .
わたしはビミョーかもしれませんが笑

イヤホンもハイレゾ対応のものを買って、
ポータブルアンプも買ってみて
音楽を楽しむ幅は増えました

音楽アプリは元々電池消費少ないけど、
それでも携帯の電池節約にもなりました
荷物は増えるけど
音楽がこころの健康につながってる
わたしはそう思うから、
悪くない選択です

 

形から入るのも、
悪いことじゃないと思います
環境を整えると、
やっていることに触れる機会は増えます

方法に上下はなくて、
やりたいことや楽しみに対して効果的か?
そこが大切なのだと思います
合わないやり方は疲れるばっかりで、
楽しくないからがんばってしまったりして、
結局長続きしません

音楽はこころの声を聴きやすくしてくれて、
落ち着かせてくれて、
気持ちを鼓舞してくれて
空気みたいに満たしてくれて
わたしの生活の一部になっています

これからも、
変に肩に力入れたりしないで
楽しんでいけるといいな
そう思うのです


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爆発が起きたらまず考えること

内圧が高まって爆発!
. . . そんなこともありますね
なぜ爆発は起きたのか?
そこから何を得るのかで、
先の道のりも変わるから
 
自分の演じた役割を知り、
自分を変えてゆくこと
大切だと思います
 
 
 
人と人との関係は、
一朝一夕にはなりません
少しずつ互いを知ることで、
だんだんと厚みを増すもの
 
信頼も同じで、
いきなり増えるものじゃありません
一滴一滴、
満たされるには時間がかかる
 
導火線が短くて、
どかーんと爆発する人いるけど
あれもったいないなーと思います
やっとたまった信頼も、
同時に吹っ飛ばしかねないから
 
運良く信頼が残ったとしても、
傷付けたこころは簡単には癒えません
後々まで尾を引くのは間違いのないこと
 
爆発する方も考える必要があると思うけど
爆発するには理由があるものです
火種を作った側がそれを理解してないと、
早晩同じことが起こります
 
信頼が低いと、
導火線はもっと短くなるでしょう
そしてお互いの信頼がまた減ってしまう
こうなると悪循環
信頼が底をつくのも時間の問題です
 
 
 
こういう関係を思い返すと、
互いに共通した主張に気付きます
「悪いのはこいつだよ!」
 
そりゃこじれてるわけだから、
間違いじゃないんだろうけど
 
人と人の関係って、
1人では成り立ちません
相手がいるから摩擦もあって、
行き違いも起きる
どちらか一方だけに問題があるって、
ほとんどないんですよね
 
相手が悪くて自分には問題がない
すごーく簡単な解決策です
でも自分は一切動かないから、
得るものは何もないでしょう
 
 
 
大切なのは、
その経験から自分がどんな成長をするか?
だと思うのです
 
同じ行動には同じ結果
結果を変えたいのなら、
行動を変える必要があります
何を言ったところで人は変わりませんから、
変えるのは自分の行動しか残りません
 
相手のことは相手に任せておけばいいのです
その人の行動をどうするのかは、
その人の責任ですから
これは裏を返せば、
自分のことは全て自分の責任ということです
 
 
 
そこで何かを掴んでおけば、
同じことで躓くことはなくなります
トライ&エラーの繰り返しで人生は楽になる
ここまで転びまくって、
ちょっと分かります笑
 
どうしたって合わない人はいるし、
合う人とだってぶつかることはある
そこで何をえらぶのか
どこにたどり着きたいのか
 
そこを見ていきたいなって、
そう思うのです

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感謝はいくらしてもいいよね

ありがとう
たった5文字なのに
すごーく嬉しい

なんでか分からないけど、
わたしこんな簡単なことも忘れちゃうから
思い出したら迷わず伝えよう
そう思います

 

最近立て続けに、
感謝が足りてないと伝えられました
直接そう言われたわけじゃないですけどね
よく考えると、
そんな意味のことかなって

すごく感謝してます
どれだけ救われてるか分からないくらい
その人との出会いのおかげで、
わたしはずいぶんマシな人になってる
そう言えるだけの気持ちはあります

でも考えてみれば、
それを言葉にはしていませんでした

ありがとう
嬉しいよ

簡単なことなのにね
言わなくてもいい関係に甘えていた
感謝が足りなかったのでしょう

 

気持ちは言葉にしないと伝わりません
「きっと分かってるだろう」とか、
「言わなくてもいい」とか
そんなことないんですよね

感謝の言葉は、
言ったところで何も失うものはありません
むしろ増える一方のいいこと尽くし
自分も大切な人も豊かになって、
全てが上手く回り出します

 

ここのところ忙しくしてて、
手紙も書いてないから、
ゆっくりお手紙書こうかな

そんな簡単なことでも、
春のあたたかさを分け合える
そう思うのです


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