斧から針を作る?

弱さがあるのは仕方のないこと
大切なのは、
自分の弱さを知ってなお、
その弱さに負けて逃げないようにすること
 
斧から針を作るには時間がかかりそうだけど
きっと出来上がった針は何よりも輝きます
言葉のように一歩ずつ、
自分を諦めずに進んで行く
そう思っています
 
 
 
しばらく前の朝活で、
参加したお仲間から名刺をいただきました
裏には四字熟語
これは一枚ずつ違って、
わたしの手元のものには『磨斧作針』とありました
 
磨斧作針
斧を磨いて針を作ろうとしていた女性の故事から、
「諦めずに取り組み続ければ難事も叶う」
そんな意味とのこと
今のわたしを言い当てられたみたいで、
ちょっとびっくりしました
 
 
 
人に寄り添える存在になる
わたしにはそんな目標があります
 
いちばんの敵は自分の中の弱さ
「いつか人は自分を置いて行ってしまう』
小さい頃からそんな囚われがあるのです
 
こころが弱ったときに顔を出し、
わたしと周りを引き離す
つらくなればなるほど、
距離をとって独りになる
きっとそうやって、
自分を守ってきたんでしょうけど
それじゃ寄り添うなんてムリな話
 
寄り添うのって、
何があってもそこにいることですよね
安心をあげるには、
揺れない存在でなきゃいけない
 
自分が弱さに飲み込まれそうになる度、
あーまだまだだなって思います
 
 
 
斧から針を作ろうとしている女性を見て、
李白(弘法大師ってお話もアリ)は自分の道に立ち戻る決心をしたそうです
 
諦めたらそこで終わり
諦めなければ、
全ての出来事は過程の1つ
つらいことは乗り越えた力に、
嬉しいことは自分を支える力になります
 
斧からでも針は作れる
自分を諦めずに進もう
そう思うのです