長崎にて
長崎に行ってきました
福岡に用事があって来ていますが
少し時間があるので1日だけ長崎に移動
一度は行かないとなと思っていた、
平和公園を見てきました
わたしが小学生だった昭和50~60年代は、
けっこう社会的教育が盛んな頃
授業では公害問題の扱いが大きく、
夏休みの登校日、
原子爆弾関連の展示を見ることもありました
その影響なのか
わたしは人の生き死にに関心の強い、
ちょっとヘンな大人になりましたが
それじゃ戦跡を訪れてるかと言うと、
そんなこともなくて
沖縄を訪れたのが10年くらい前かな?
その後も広島と長崎は縁がなく、
今回やっと長崎と縁ができたのでした
爆心地
福岡空港国際線ターミナル前から、
高速バス『九州号』で平和公園前まで
片道¥2600程度、
およそ2.5時間で着きます
バス停からすぐのところが、
松山町の爆心地公園
ここは原子爆弾投下時、
テニスコートだったと聞いています
今は落下点に石碑が建てられていて、
わたしが到着したときは、
高校生たちが献花しているところでした
長崎原爆資料館
爆心地公園から下の川を渡った先に、
長崎の原爆資料館があります
内容は原子爆弾投下前の街の様子から、
冷戦後の世界の状況まで
すごく充実しています
3時間かけても回りきらない感じでした
平和祈念像と浦上天主堂
平和公園は、
長崎刑務所浦上刑務支所があった場所です
基礎部分は今も残されていました
浦上天主堂は信徒たちよって建てられた、
当時東洋一の大聖堂と言われた建築物です
爆心から500m程度であったため建物は崩壊
中にいた信徒たちも全滅しました
今は新しく再建された姿を、
同じ場所に見ることができますが
できれば遺構は保存して欲しかったかな
当時の壁の一部は爆心地公園で
石像は天主堂敷地内で見ることができました
まとめ:やっぱり平和は大切よね
ひと通り見終わってご飯を食べながら、
爆心地公園の高校生たちを思い出しました
人の世は理不尽なものです
生まれた時代が違っただけで、
当時の人たちは死んでゆき、
わたしたちは生きているわけですが
今の日本は安定しているように見えるけど
明日生きている保証はないことは、
当時と変わらないと思います
そうなったとき後悔しないように
精いっぱい生きなきゃな
美味しいもの食べたり
何かに挑戦したり
好きな人には好きって言って
嫌なことには嫌だと言って
亡くなっていった人たちの命の上に、
わたしたちは生きているから
そう思うのです