趣味の話:Diskpartで外付けドライブにWindow10をインストールしてみた!

USBメモリにWindows10をインストールして
MacBookのストレージを圧迫せず使う
最近そんなことたくらんでいます

まずお手軽にフリーソフト
代表的な2つを試してみて、
とりあえず形にはなりました

・Aomei Partition Assistant Standard
 Windows10の最新版1809でも作成可能
 起動はMBRのみ
http://xgender-isao.hatenablog.com/entry/2019/01/18/022109

・Hasleo Win To USB Free
 1803まで作成可
 1809は有料版でなければ作成できず
 起動はMBRでもUEFIでも作成可
http://xgender-isao.hatenablog.com/entry/2019/01/13/004003

一長一短ですかね~
MacOSのブート形式はUEFI
MBRでは起動しません
最新版の1809は使えないことになります

とりあえずフリーソフトに頼らなくても、
コマンド入力でインストールは可能
そんなことも調べて分かったので、
挑戦してみることにしました

まず手軽なUSBメモリで試してみたんですが
ドライブレターの割り当てなど、
不可能な操作があって

結局外付けのSSDを使用することにしました
msataのSSD
TLCで512GBのものです
今は¥7000切ってますね. . .1年前の半額
中国製で性能的にはまあまあ
使っていて問題は感じないし、
これでいくことにします

 


最初に管理者権限で、
Windows PowerShell を起動
Windowsマークを右クリックすると、
管理者で開くメニューがあります
入力は以下の通り
鍵括弧はパソコン側が返してくる答えです

diskpart 
list disk
 ディスクのナンバーを確認
 わたしの環境では1が割り振られてました
 パソコンによって構成も違うので注意
select disk 1
「ディスク1が選択されました」
detail disk
list partition
 この辺でディスクの中身を確認

ここからディスクへの操作です
間違えるとディスクの中身全消去
そうなったらエラいこっちゃなので注意です

clean
「Diskpartはディスクを正常にクリーンな状態にしました。」
convert gpt
「Diskpartは選択されたディスクをGPTフォーマットに正常に変換しました」

create partition efi size=256
「Diskpartは指定したパーティションの作成に成功しました」
format fs=fat32 quick label="EFI"
「100%完了しました
Diskpartは、ボリュームのフォーマットを完了しました」
assign letter=S
「Diskpartはドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました」

create partition primary
「Diskpartは指定したパーティションの作成に成功しました」
format fs=ntfs quick label="Windows"
「100%完了しました
Diskpartは、ボリュームのフォーマットを完了しました」
assign letter=I
「Diskpartはドライブ文字またはマウントポイントを正常に割り当てました」
list volume
 ドライブレターを確認しておく
exit
「Diskpartを終了しています. . .」

これでSSDへのパーティション作成は終了
ここからファイルのインストールに移ります

 


困ったお話を先にしますが
作業完了後、
1809はどうしても起動時にエラーが起きて、
起動までたどり着けませんでした
1803は問題なし
なので今回わたしが使ったのは、
1803の64ビット用のisoファイルです

まずWindowsのインストールUSBか、
isoファイルを用意
Microsoftのページから入手できます
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
メディア作成ツールで作るなり、
別OSでアクセスしてダウンロードするなり、
お好きな方法で

マウントしてドライブレターを確認
以下の○にそのドライブレターを入れます

Dism /get-imageinfo /imagefile:○:¥sources¥install.wim
これでinstall.wimのインデックスを確認

32ビット64ビット両用のUSBの場合は、
パスとファイル名が少し違いました
1809で作成したUSBではこうでしたね
Dism /get-imageinfo /imagefile:○:¥x64¥sources¥install.esd

1803のisoのインデックスは;
インデックス1 Windows10 Home
インデックス2 Windows10 Education
インデックス3 Windows10 Pro
インデックス4 Windows10 Pro Education
インデックス5 Windows10 Pro for Workstations

Proをインストールしたいので、
目的のインデックスは3です
Windows用のパーティションは『I』なので、
以下のコマンドの最後はIに

Dism /Apply-Image /ImageFile:○:¥sources¥install.wim /Index=3 /ApplyDir:I:¥
「イメージを適用しています」
「操作は正常に完了しました。 」

次にブートファイルをインストール
bcdboot i:¥Windows /l ja-JP /s s: /f UEFI
「ブートファイルは正常に作成されました」
exit

これで作業は終了
ここから起動確認です

 


わたしのパソコンはLenovoのX230
BIOS変更はスタート時のF1キー連打です
他のパソコンはF2かDeleteが一般的かな
ここから起動順序を変更
LegacyならBothまたはUEFIに変更
セーブして再起動と

上にも書きましたが
1809は途中でつまづいて、
セットアップが完了しません
1803は最後まで無事たどりつきました

というわけで現在1803で試験運用中
『Win To USB』使っても同じ結果ですが、
自分で出来ると満足度大きいですね

安定してどこまで出来るかも分かったので、
ぼちぼちMacBookで起動させるステップへ
分からないことだらけですが、
お勉強は続くのです

 

つづく

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