怖いものが怖くて何かいけないの?

怖いものは怖い
恐ろしさの存在を知らぬこと、
恐れる自分を知らぬことの方が、
よほど恐ろしいというもの

そんな自分を受け入れて、
それでも止まらず進んでゆくこと
そこが大切なんだって思います

 

目の前で事故が起きたのを見ました
自転車が軽自動車に巻き込まれた

運転者は全く気付かなかったみたいで、
窓から見て驚いてました
自転車の人がとっさに抜け出たから、
軽い打ち身程度で済んだけど
一歩間違えば命を失う状況で、
どちらも運が良かったと思います

 

死はいつもそこにある
改めてそう思いました

変化はいろんな顔でやってきて、
人生をあっけなく変えてゆきます
死もそのひとつで、

明日を迎えられる保証は誰にもありません

それは怖いことでもあるでしょう
でも恐れて何もせずにいても、
変化は必ずやってくる
わたしたちに出来るのは、
それでも前に進むことだけです

 

恐れるな!なんて言いません
いくら理想を語ったところで、
恐れても仕方ないと分かったところで、
怖いものは怖いですから

転べば痛いし、
事故は恐ろしい
消滅は考えたくもない
それが普通でしょう

大切なのはそこにある恐怖を知って、
それでもなお進む勇気を持つこと
恐れる自分も受け入れることです

怖いのは今が大切だからでしょう?
その何がいけないのかと思います
むしろ恐ろしいことの存在や、
恐れる自分を知らないことの方が、
よほどマズいと感じます

 

恐ろしいことは、
蓋を開けたら大したことないかもしれません
虎を恐れて動かずにいても、
正体は猫かもしれない
それは動かなければ分かりません

活発に動いてる人だって、
怖いのはそんなに変わらないと思います
特別な人の特別な行動じゃなくて、
怖いけど動いてる人がいて
そんな人が動いた分だけ結果を出している

そう思うようになって
ちょっとだけ動きやすくなりました
やっぱり怖いものは怖い
自分チキンだよなぁって思うけど笑

それでいいんだ
事故にあった人たちも命が無事で良かった
そんなことを思うのです


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