目の前の人だってきっと弱いから

相手が強いと思っとりゃせんか?
相手もあなたと同じで、
弱くて必死に自分を支えてるかもしれない

それなら声をかけてあげよう
できるなら力づけて、
そばにいてあげよう
そう思います

 


あなたは厳しいと言われた

なんで厳しいことばっかり言うんだろ
そう思うことがあります
もっと優しくしてくれても、
バチは当たらないのにって

でも自分が人から、
「あなたは他人に厳しい」と言われて
あれ自分も同じなの?って思って
気付くことがありました

 


他人を強いと思っていたわたし

言葉に意味を与えるのは聞いた人です
思いもよらないことを気にされて、
びっくりすることもある
これは相手の課題です
相手の中にある種が、
わたしの言葉に反応したこと

それじゃわたしの中には何もないのか?
. . . あります
思い当たることがありました

わたし周りは自分より強いと考えてました
必死で支えないとやってこられなかった
そんな自分は他人より弱い
そう思っていたからです

いじめられたし
つらいことを話しても、
気のせいで一蹴されました
ちゃんとしてる人がうらやましくて、
なんで自分はこうなんだろって、
感じたのを覚えてます

他人に向かう言葉にも、
知らずトゲが出ていたのでしょう
他人はわたしより強い
そんな思い込みで、
気遣いをしていませんでした

 


他人だって必死なのかも

君看双眼色
(きみみよそうがんのいろ)
不語似無憂
(かたらざればうれいなきににたり)

人のこころは分からないものです
必死で支えてるわたしだって、
強く見えてるのかもしれませんね
周りの人たちだって、
強い保証なんてありません

人はみんな違うものだから、
感じ方はそれぞれ違うけど
わたしが必死でやってきたように、
他人もそれぞれの基準で、
必死にやってきてるはずです

わたしの言葉のトゲは、
わたしが他人の言葉に感じたように、
厳しさを感じさせたでしょう

 


違っても共感はできる

人は違うものだから、
感じることは同じではありません
だからどこまで行っても、
本当に分かることは出来ません

ただそれは相手の痛みや悲しみを、
理解出来ないこととは違います
自分とは違うかもしれないけど、
同じことを感じることは出来ないけど、
痛いんだな、
悲しいんだな、
と理解することはできる

相手の気持ちを自分と同じとみなして、
相手が何を感じているか無視するのではない
相手の気持ちに寄り添って、
判断せずに受け取る共感
そんな気持ちで向き合えば、
トゲのある言葉を減らせるかもしれません

 


まとめ:優しくしたっていいでしょ?

相手が強いか弱いか
こころの中と同じで、
外からは分からないことだけど

それなら優しくしてあげてもいいよね
目の前の人も弱さを抱えて、
必死かもしれないから

声をかけて、
できるなら力づけて、
そばにいてあげよう

厳しく感じたのか
つらい思いさせてごめんなさいって、
そう思うのです

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